Navigo easyについて解説

フランス

どうもこんにちは。

てらこです。

今日はパリに来たら皆さん買うと思われる、「Navigo(ナヴィゴ)」のお話しです。

TOP画はオリンピックデザインのもの!今は通常デザインに戻っていると思います。

私は「Navigo Découverte」を使っていますが、観光で来られる方は「Navigo Easy」を選ばれるのが良いかと思います。

今日はNavigo Easyについて説明します。

そもそもNavigoとは?

Navigoとは、日本でいうSuicaとかPasmoとかに当たる、交通機関を利用するためのカードです。

フランスでは、まだクレカタッチで改札を通ることができません。

また、紙のチケットもまだ存在しますが、売っていないところも多くあります。

ですから、電車やバスを利用するには、Navigoを作る必要があり、これを機械にタッチして電車やバスに乗ります。

Navigoには複数種類ありますが、今日はNavigo Easyについて説明します。

なぜNavigo Easyを選ぶのか?

一番手軽に発行できるNavigoだからです。自動券売機でも発行可能です。

また、カードの発行料金も安いです。

実はスマートフォンにアプリを入れれば、カードの発行費用をかけずに公共交通機関を利用できますが、改札でスマホを出すのがセキュリティ的に怖いので、私はカード式をお勧めします。

料金

カードを発行するために2ユーロかかります。

カード発行の方法

基本的に電車・地下鉄の駅で作ることができます。

券売機で作ることも、有人カウンターで作ることもできます。

お勧めは、英語かフランス語ができれば有人カウンターです!

なぜなら、電車とかバスのチケット、チャージしておく?と聞いてくれて、チャージ済みの状態で渡してくれるから!

後から自分で券売機でチャージするのは、別に難しくはないのですが面倒です。パリの券売機は、操作性が悪いことが多いんですよね。

なので、駅員さんとのお話に抵抗がなければ、こちらの方がお勧めです。

チャージの仕方

自分でカードにチャージしたい場合は、駅の自動券売機ですることができます。

  1. Navigoを置く。
  2. チケットを選ぶ。
  3. 金額を選ぶ。大人はPlein Tarifです。
  4. 枚数を選ぶ。
  5. カートに入れる。「Ajouter au Panier」を押します。
  6. Payerを押して、支払う。レシートを印刷するか聞かれるので、欲しければ「Oui」、要らなければ「Non」を押す。
  7. チャージ完了まで待つ。

日本のように金額式ではなく、メトロのチケット〇〇回分、とか、バスのチケット〇〇回分、とかいうふうに選んで、切符を取り込むといった感じです。

チケットの種類

現在は電車もバスも、パリ近郊であればどこまで行っても値段は同じで、1回の乗車につき、1枚にチケットを消費します。

電車とバスは違うチケットなのでご注意を。

Navigo Easyにチャージできるチケットは以下の通りです。

Ticket Métro-Train-RER →電車のチケット(2.5ユーロ/回)
Ticket Bus-Tram →バスとトラムに乗れるチケット(2ユーロ/回)
Forfait Navigo Jour →1日乗り放題券(空港までのチケットは除く)(12ユーロ/日)
Ticket Paris Région <> Aéroports OrlyBus et RoissyBus →パリ市内↔︎空港(CDGとORY)までのバスまたは電車に乗るチケット(13ユーロ/回)
Forfait Paris Visite → 乗り放題券(空港までのチケット含む。日数は選べる。)(29.9ユーロ/日)
Fête de la musique →パリで年に1度行われる、お祭りの日限定のチケット(4.2ユーロ/日)
Forfait Antipollution →基本関係ありません。車が通行止めになったり、大気汚染がピークになった時に発行できるチケットらしいです。(4ユーロ/日)

特に空港↔︎パリの移動は金額が普通のチケットとは異なるのでご注意。

金額・情報は2025年8月2日の情報です。

特に、チケットの値段は変動する場合がありますので是非公式サイトで調べてみてください。

| Île-de-France Mobilités

Forfait Navigo Jour か Forfait Navigo Semaineか?

前の章でForfait Navigo Jourという一日乗り放題券があることを記載しました。

Navigo Easyにはチャージできませんが、Forlait Navigo Semaineという1週間乗り放題券も存在します。

ですが、個人的にはあまりお勧めしません。なぜなら、使用日が月曜日から日曜日までに固定されているから!

つまりですね、火曜日に買ったら日曜日まで使える、水曜日に買っても日曜日まで使える、ということです。

ちなみに金曜日以降は、翌週の月曜日からのチケットとしてチャージされます。

というわけで月曜からパリに滞在する、という方には良いのですが、それ以外の方はどんどん元が取れなくなっていきます。したがって、万人にお勧めできるチケットではないのです。

注意点

Navigoは1人1枚です。貸し出したり、1枚のNavigoにチケットが2枚入っているからといって、シェアはできません。

また、昔あった10枚綴りの回数券(カルネ)は無くなってしまいました。探してもありません。

余談:駅員さんを探すときは注意

余談ですが、友人のNavigoを作成するときに駅員さんがカウンターにいない時がありました。

「Besoin d’aide? Une auestion? Appuyez ici!」(ヘルプが必要ですか?質問がありますか?ここを押してください!)と書かれたボタンがあり、勇気を出して押してみたのです。

そしたら、けたたましくサイレンが駅構内に鳴り響き、めちゃめちゃびっくりしました。

私は内心、「ええ〜、そんなあ、、、質問ある?みたいな気軽な書き方しておいて、鳴る音は緊急事態感を出してくるじゃん、、、」て感じ。そして駅員さんは超不機嫌で出てきました。笑

皆様は、自力で探すか、覚悟を持って押すことをお勧めします(別に押しても大丈夫ですよ。びっくりはしますけど)。

ちなみに駅の他の出口まで行けば、駅員さんがいる確率が高いですので諦めず探してみるのも手です。

まとめ

パリでNavigoを買うときは、Navigo Easyが第一の選択肢だと思います!スマホはお勧めしません。

でも、購入は緊張するし、Navigoにもいろいろあるので迷ってしまうと思います。

さらに、パリの自動券売機の使い勝手は、とても微妙です。笑

パリでNavigo Easyを作る際に困ったら、参考になれば幸いです。

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