どうもこんにちは。
てらこです。
さて、先日DELF B2をパリで受けてきたことを報告しましたが、試験内容以外にも衝撃だったことがあり、番外編も設けてみました!
異常に明るいお兄ちゃん(試験官)
まず衝撃だったのが、ペーパー試験の試験官が異常に明るかったことです。
いや、フランス人基準では普通の範疇だと思うんですけどね。
でも流石に、DELFという大変オフィシャルなテストの試験官なのでちょっと衝撃でした。
流石に会場は試験前ということで緊張の雰囲気でした。
その空気を察したお兄ちゃん。
「よーし、ゲームをしよう!」と言い始める。
「、、、は?」(私)
というわけで、ゲームが始まりました。笑
内容は、お兄さんが単語を想像して、その文字数をホワイトボードに書く。
みんなが自発的にアルファベットを発言していき、単語の中にあればホワイトボードに書かれる。
最終的に、制限回数内に単語を当てれば勝ち!
と言ったもので、フランスの子供向けのゲームらしい。
会場の雰囲気は見事にほぐれました。笑
流石フランス、、、そういうところが大好きです。
お兄ちゃん、説明のやる気がない
試験時間とか、退出していいタイミングとかの説明が試験の前にあります。
さっきまでゲームしていた時はイキイキとしていたのに、説明になるとテンションはガタ落ち。
もう何回も同じことを説明しているんだ、、、勘弁してくれよお、、、と言いつつ、説明してくれました。
まあわかるけどね。その気持ち。
でも心なしか、説明が短かったような、、、笑
気づかなかったことにします。笑
配られない答案用紙
さて、テストが始まりました。
下書き用の白紙が配られ、お兄ちゃんも「始めるよっ」と。
リスニングの音声が始まりました。
、、、いやいやいや、答案用紙配られてないんですけど?!?!?!
私はDELF初めてだったので、内心「DELFってこんな試験だっけ?!?!」と思っていましたが、流石に内容を記憶して後から解答用紙が配られるような、鬼畜な試験ではありませんでした。笑
お兄ちゃんも流石に音声の序盤で、
「Papier Papier Papier!!!!!!」(紙、紙、紙!)
と気づき、
「なんで誰も言わないんだよおおおおお」って言っていました。笑
ごめんお兄ちゃん、私も初めてで戸惑ってたんや、、、
異常に明るいお兄ちゃん(二人目)
その日の初め、受付で口頭試験の日付を変更したい、と申し出ている受験者がいました。
内心、「そんな変更とかもできるんだ〜流石フランス、主張すれば権利が発生する国だ」とか思っていて、記憶に残っていました。
その時は、受付の明るいお兄ちゃん(前述とは異なる)に、「また後でその話は聞くねー」と言われていて、「試験後に残って話すんかなーいい人だなー」と思っていました。
その変更を申し出た方と私は、同じ部屋での受験になりました。
試験開始して、最初のリスニングが終わり、リーディングも半ばといった頃、受付にいた明るいお兄ちゃんが入ってきました。超笑顔で。
そしてなんと日程を調整し始めました!(試験中)
え、試験中に?!?!マジで?!
と思いました。
DELFってこんなカジュアルな試験なんだっけ、、、?
全世界で最もオフィシャルなフランス語の試験のはずなんだけど、、、
異常に厳しいマダム
実は、同じ日に、同じ機関で、同じDELF B2を、別の教室で、お友達が受けていました。
試験後にお互い、この問題はあーだったよね、こーだったよねとか情報共有する中で、明るすぎるお兄ちゃんたちの話をしました。
すると彼女は、「うちの試験官のマダム、超厳しかったよ?!?!」
「私が、試験結果はいつ来るのか聞いても、私は知らないわ、とだけ冷たく言われたよ、、、」
とのこと。
温度差やば。人によりすぎる。結果がいつ来るかくらい、調べてあげてもいいじゃないマダム。。。
人によるこの対応の差は、時にラッキー、時にアンラッキーです。
だからバランスが一応取れてるのかしら、この国は。
最後に
私は日本でDELFをまだ受けたことがないのですが、日本でもこんな感じなのでしょうか?
正直、試験内容以外でこんなに書けることができるなんて思いもしませんでした。笑
将来日本で受ける可能性もあるので、雰囲気を知っている方がいましたら教えてください!
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